港区麻布十番で行った自動火災報知設備の工事です。
地上三階建ての建物で、2,3階にバーが入居するという事で一度スケルトン状態に解体してからの工事です。
避難に有効な窓が床面積の1/30に満たない為「無窓階」となり、水場以外は煙感知の設置が義務付けられます。
熱感知器は定価で4,000円弱に対し煙感知器は20,000円強となる為、それだけでも費用が嵩みます。
間仕切り壁上部を開けて煙感知器の設置を免除するなど工夫する事が可能です。
(もちろん消防との協議が必要不可欠となります)
通常階段区画はフロアと別警戒となりますが、もともと階段警戒が無くフロア警戒だった事と、
階段の形状から縦でつなっていない為、縦警戒で取るよりフロアで警戒した方が良いという事で今回は消防との協議の結果図面のような形となりました。
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